2009年度ギリシャの財政赤字(国際発行額)はGDP比12.7%でした。
EUの財政規則によると財政赤字GDP比3%以内にする必要があるようです。
ギリシャは前政権では赤字を隠して隠して、財政赤字GDP比6%見込みと公表していましたが、実は財政赤字GDP比「12.7%」でした。
国が粉飾決済をして、赤字を隠していたのです。
赤字を消すためには、国債を大量に発行しますよね。
ところが、ギリシャの国債は、粉飾決算をした国の国債です。信頼はガタ落ち。信頼のガタ落ちしたものを、いったい誰が買うでしょうか?誰もどこも買いません。
このままではデフォルトは避けられないので、様々な施策を打ち出しています。以下、閣議決定内容
「公務員約76万人のうち3万人を今年末までに解雇。」
ギリシャは公務員大国です。一時雇用も含めると2割は公務員のようです。国が危険になると、年金削減、公務員削減は真っ先に挙がる金融政策だと思います。
ちなみに、2010年の財政赤字GDP比「9.1%」です。
日本の2010年の財政赤字GDP比「9.3%」です。
なんと経済破綻しそうなギリシャよりも、日本のほうが赤字率が高いのです。
でも日本はまだまだ大丈夫です。余力があるのでそう簡単には本格的な危機にはならないでしょう。
ここらについては、また別の日に書くかも知れません。
ちなみに、ギリシャのGDPは埼玉県より少し大きい程度。
1つの国の総生産としては、小さいと思いませんか?
なぜ、そのような大きさの国の経済危機が世界経済に影響を与えるかは、また書きたいと思います。
ギリシャの経済危機を発端としたユーロの通貨の揺れがどこまで日本に影響してくるか、
注視して見ていく必要があります。
それにしても、ロンドンハーツの狩野英孝のプロポーズスペシャル見たけど、感動するー!
狩野英孝の曲はイイなーと思いました(笑)
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